日本の平均寿命(84.3歳)は世界一

日本の平均寿命(84.3歳)は世界一

日本の平均寿命は84.1歳(男性81.5歳、女性85.6歳)と世界第1位を誇ります。その背景には、日本の高い医療水準と食生活にあると言われています。それらについて、ご紹介します。

日本の医療の強み

世界一の長寿は、日本の医療が支えています。日本の医療は、世界中で高く評価されています。
日本国民だけでなく、多くの海外の方も医療渡航で日本の医療を受診しています。
日本で健康診断や高度な医療を受けてみませんか

健康診断(人間ドック)と予防医療

「人間ドック」は日本発のコンセプトです。半日~数日を掛けて、全身を徹底的に検査し、疾患の早期発見を行います。がんや生活習慣病(脳血管疾患、心血管疾患、糖尿病、肝臓疾患等)を中心に、目や耳を含む全身をくまなく検査します。血液検査、X線、内視鏡、超音波、マンモグラフィ、心電図等の検査に加え、CT、MRI、PET、バイオマーカー検査を行うことも可能です。日本におけるCT、MRI、PET検査機器の保有台数は、世界トップクラスです。
日本では健康診断が広く浸透しており、がんの発見時の約半数(45%)は限局的(Localized)であり、早期治療に繋がっています。限局がんの5年生存率は92.4%であり、いかに早期に疾患を発見し、治療開始することが重要かがわかります。
検査の他、食事や生活の指導も行い、健康な生活を長く続けることを支援します。
日本各地に、高度な検査機器を整備し、診断技術に優れた医師や医療スタッフが配置された数多くの人間ドックがあります。多様な健診メニューや価格帯から、または観光等ほかの渡航目的に合わせ施設を選ぶことが出来ます。

  • 粒子線治療

    世界でNo.1

    (治療施設数と症例数)

  • 胸腔・腹腔鏡手術
    ロボット支援手術

    97.7%

    (胃がんステージ1
    5年生存率)

  • 内視鏡検査/治療

    99.1%

    (大腸がんステージ1
    5年生存率)

質の高い医療と先端技術

日本の医療技術は、有効性と安全性が高く評価されており、世界中の患者に最高水準の医療を提供します。日本の病院の質は日本医療評価機構やJCIの審査により担保されています。
同時に日本では世界最先端の医療技術を用いた各種治療を受けることができます。
・多くの病院でロボット手術や内視鏡・腹腔鏡手術など低侵襲の手術を行っています。
・粒子線治療機器の設置台数は世界一で、頭頚部がんのような難治性のかんにも対応します。
・遺伝子治療、再生治療(IPS細胞治療、幹細胞治療等)の取り組みも進み、高い実績を上げています。

早期の社会復帰を可能にする
リハビリテーション

日本では脳血管疾患や外傷等の大きな病気の後必ずリハビリテーションを起こない、身体の機能回復に向けた最大限の取り組みを行います。急性期・回復期・生活期と三段階に分けて患者の状態ごとに最適な訓練を実施するという世界随一のリハビリシステムを有しています。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士といった専門職がチームで対応するのも日本の特徴です。
自国では自立歩行不可と言われていた患者が自立歩行可能まで回復した事例もあります。

厳格な基準に裏付けされた
品質と安全性

日本の医療機関は、厚生労働省によるガイドラインを厳守し医療安全・感染対策に取り組んでいます。渡航受診者を受入れる医療機関の多くは、国際認定を受けたJCIや日本医療機能評価機構によって認証されています。

医師や栄養士の指導に基づく
健康な食生活

予防医療においても食生活は重要であり、健診結果に応じて、管理栄養士が食生活のアドバイスを行います。
また日本の医療機関で提供される食事は、管理栄養士が監修し作られています。治療食は、医師の指示のもと10種類以上ある中から病状に応じて適切なものが提供されます。

高いコストパフォーマンスと
アクセシビリティ

日本の治療費は、アジアの医療ツーリズム受入国と比較すると高額になる場合がありますが、欧米との比較では安価で設定されています。(冠動脈バイパス手術:米国10万ドル、日本約6万~9万ドル)また、全国各地の診療所や病院で医療ツーリズムを受入れており、渡航受診者は希望する場所、内容、価格から医療機関を選択することが可能です。

魅力的な観光資源と
整備された交通インフラ

日本は、文化資源やインフラ面で世界的に高評価を得ています。治安のよさや清潔さも高く評価されており、 2021年のWorld Economic Forum「The Travel & Tourism Development Index」において1位を獲得しました。
新幹線をはじめとする鉄道、バス、タクシーなど、公共交通機関が整備され、効率的・快適に移動ができます。

Q&Aよくあるご質問

渡航受診を受入れている医療機関をどのように調べればよいですか?
渡航受診の受入に積極的で実績・体制があり、質の高い医療サービスを提供している病院をJapan International Hospitalsとして認証しています。以下から、病院を探すことができます。
http://www.japanhospitalsearch.org/jp/search/
医療機関の予約はどのように取ればよいですか?
多くの医療機関は提携する渡航支援企業を経由して受入を行っています。渡航支援企業が医療滞在ビザ、通訳、滞在中の宿泊施設、交通手段などの渡航に必要な支援サービスを提供しています。
医療費の支払い方法を教えてください。
支払い方法はさまざまですが、通常は渡航支援企業に前払いで支払います。少額であれば、医療機関の窓口で現金、クレジットなどで支払いが可能です。
ジャパン インターナショナル ホスピタルズについて

Aboutジャパン インターナショナル ホスピタルズについて

ジャパン インターナショナル ホスピタルズ(JIH) は、世界各国で病気を発症した人々に対し、渡航受診者を積極的に受け入れる病院と渡航受診者の医療渡航を支援する企業に関する情報を提供する取組みです。Medical Excellence JAPAN(MEJ)は、渡航受診者に提供する医療サービスの質と安全に加え、受入体制や取組みを評価し、基準を満たす病院を推奨しています。そして、推奨病院のリストと提供する医療サービスに関する情報を海外へ発信しています。